八ツ橋は、固い八ツ橋、あん入り八ツ橋、皮だけの八ツ橋と大きく分けると3種類あります。が、その中でも皮だけの八ツ橋人気がイマイチな気がするんですよね。
私はそのまま食べても美味しいのになぁ、と思うのですが、「味気ない」とか「すぐ飽きる」とか、その評価はちょっとさみしい~。
そこで、家にあるものと組み合わせた食べ方やアレンジ(リメイク)などについてまとめてみました!
生八ツ橋の皮を素で食べるのに飽きたら、ぜひぜひ参考にしてみてくださいね。
皮だけ生八ツ橋の食べ方は?
ほぼ正方形の形をしていることが多い皮だけ生八ツ橋。実は真ん中に薄っすらと切れ込みがあり、手で真っ二つに切り分けることができます。
そのまま
真っ二つに切った皮だけ生八ツ橋は、一口サイズで食べやすくなります。
そのまま二つ折りにして並べただけでも、ちょっといい感じのお茶請けになるので、お客様にお出しすることが可能ですね。
このとき二色以上あると見栄えもよいので、通年購入できる「ニッキ」と「抹茶」、季節限定で販売されるピンク色の「さくら」や黒い「ごま」などを揃えるといいかも。
お餅代わりに
米粉で作られたモッチモチの生八ツ橋は、お餅代わりに使うこともできます。
例えば、2つに切った生八ツ橋を丸めてお椀に入れて、
そこへ市販のレンチンや湯沸かしで作るぜんざいをかければ、あっというまに餅入りぜんざいの完成です。
お餅を置き換える効果はてきめん!
- 切り餅 232kcal
- 生八ツ橋 47.5kcal
サトウの切り餅が1個116kcalなので、2個入れたとしたら232kcal。一方、生八ツ橋は1枚19kcalなので、この場合2.5枚分ということでわずか47.5kcalになります。(井筒八ツ橋の場合)
厳密なダイエットを考えると「ぜんざい」自体がアウトでしょうが、カロリーを抑えられるというのはちょっぴり嬉しいですよね。
生八ツ橋の皮×アイスクリームのアレンジ
モチモチの皮とアイスクリームの組み合わせと言えば・・・
そう、雪見だいふく!
アイスクリームの種類は数限りなくありますので、いろいろ乗っけて楽しめますね。
ピノ
我が家の冷凍庫には、ほぼ1年中ピノのアソートボックスが常備されています。ちょっとひとくちだけ食べたいときに、このピッタリなサイズが重宝するんですよね。
もちろん、真っ先に合わせてみます。
サイズ的にもカンタン!
バニラ、チョコ、アーモンドのピノを広げた生八ツ橋の上に乗せるだけ~
茶巾絞りのように生八ツ橋の四隅を合わせてギュッとつまんだら、自家製雪見だいふくの完成です。
美味しいものの掛け合わせなので、どれも美味しくいただけます。
アイスの冷たさと味がやんわりと緩和してくれるので、ニッキが苦手でも案外食べられますよ。
ニッキはどうしても苦手というなら、ニッキが入ってない抹茶などの生八ツ橋を使ってみてくださいね。
MOW宇治抹茶
カップアイスでいちばん好きなMOWシリーズ。
今回は抹茶on抹茶がやりたかったので、MOWの宇治抹茶(期間限定)をチョイスしました。
普通に美味しいアイスクリームだったので、通年販売してもらいたいなぁ。
抹茶の八ツ橋にスプーンですくったアイスを乗せ、上に松の実をトッピングしてみました。見た目も色合いもいい感じです。
端をギュッとつまんで完成。1分もかかりません。
松の実の歯ごたえが良いアクセントになって、何枚もイケちゃう美味しさに変化!食後にこのデザートが出てきたら幸せになっちゃいます~♪
ステラおばさんのクッキーサンドアイス
普段はこういったクッキーサンドタイプのアイスを買うことはないのですが、パッケージを見て「ここに生八ツ橋をはさんだら美味しそう!」とひらめき、手にとってみることに。
マカダミアナッツクッキーとチョコチップクッキー、どちらの味も気になって選べないので両方をお買い上げ。
いい感じのデザートになりそうでワクワクします。
手でムリにはがそうとするとクッキーが割れそうになるので、ギリギリのところへナイフを入れて切り分けました。
あとはここに生八ツ橋をペロンと乗せるだけ~♪
マカダミアナッツクッキー+ニッキの八ツ橋。
バニラアイスやクッキーと一緒に食べていると、ニッキというよりシナモンがふんわり香るという感じ。
そのまま食べるより断然おいしい!(≧∇≦)
チョコチップクッキー+抹茶の八ツ橋。
抹茶の味はそれほど強くないため、クッキーやアイスとケンカしません。むしろ、モチモチの求肥感覚が加わったことで、クッキーサンドがワンランクアップします。
これはとっても簡単に美味しくいただける方法なので、生八ツ橋が余りそうなときはもちろん、この食べ方をするために生八ツ橋とクッキーサンドを買う、ってのもアリですね!
クーリッシュ
八ツ橋の上にギュッと絞るだけだったら簡単かな、と選んだ飲むアイスのクーリッシュ。
今回はバニラ、つぶつぶみかん、ベルギーチョコレートの3種を選びました。
まずはバニラから。
広げた生八ツ橋の上に、2~3分常温に置いたクーリッシュを絞り出します。両端をギュッとつまんでみましたが、このままだとちょっと食べにくかったです。
軽めのバニラアイスなので、生八ツ橋はそのままで冷たいスイーツに変わるの、なかなかいいですよ。
つぶつぶみかんは真ん中に絞って四隅を合わせ、食べやすくしてみました。うん、こちらの方がいいですね。
アイスとシャーベットの間のような食感もあり、いままで食べたことがない味わいでした。爽やかな生八ツ橋に変身です。
ベルギーチョコレートも四隅を合わせる形にしました。
けっこう濃厚なチョコなので、生八ツ橋自体の味はあまり感じられなくなります。が、モチモチ食感はとても美味しいので、乗せるクーリッシュの量で調整しましょう。
生八ツ橋はそれほど主張の強い味ではないので、乗せるアイスによって味は大きく変わる感じです。
生八ツ橋の皮×生クリーム×フルーツのアレンジ
ニキニキが出している薄くて固い八ツ橋「オンブル」で先に試してみた生クリームは、個人的にツボなので、生八ツ橋でもやってみました。
イチゴ
めんどくさがりの私でも、皮を剥くこともなく洗ってヘタを取るだけのイチゴはよく買います♪
広げた生八ツ橋の上に、絞るだけ生ホイップクリームと8分の1にカットしたイチゴを乗せればOK!
端っこを真ん中に寄せてギュッと締めれば、見た目も可愛らしい生クリームいちご八ツ橋の完成です。
生クリームとイチゴが合うのは当然ですが、生八ツ橋のモチモチ食感もバッチリな組み合わせになりました♪
これはもうスイーツと言っていいよね!
生八ツ橋の皮×チョコレートのアレンジ
定番でもあるニッキ味のあん入り生八ツ橋がいちばん!と思っていた私。ですが、こたべにハマって全種類を食べていくうちに「ショコラ」味の美味しさに目覚めてしまいました。
生八ツ橋には「チョコ」と「ショコラ」という似て非なるお味があります。チョコは普通によくあるチョコ味で、ショコラは生チョコっぽい味で全然違うんですよ。
チョコレートもアイスクリーム同様、たくさんの種類がありますので、いろんなチョコを使って美味しいショコラ味に近づけるべく、どんどん試していこうと思っています。
メルティキッス ラムレーズン
寒い季節になると絶対に買いたくなるのが、このラムレーズンのチョコ! 期間限定なので、いつも見つけたら即買いして在庫を切らさないようにしています。
このラムレーズンチョコは、冷蔵庫から出してもそれほど固くありませんので、そのまま生八ツ橋に巻いてしまえばOK!
大きさもジャストマッチで、食べやすいサイズに。
笑っちゃうくらいラムレーズンが強く、向こうの方にニッキがチラホラ。悪くはないです。
濃厚なラムレーズンチョコが、モチモチ食感でマイルドになる感じ。その時の気分で生八ツ橋のありなしが分かれそうです。
メゾン・ドゥ・イッテー
京都祇園にある有名なフランス懐石のお店「禊川(みそぎがわ)」が出しているオランジェットは、バレンタインシーズンになるとデパートの催事に登場します。
このチョコレートが大好きで毎年購入するので、コレを生八ツ橋と合わせたらどうなるのかやってみました。
一本だとニッキ味に負けると思ったので、2本を巻きます。
ニッキ+チョコレート+オレンジピール、悪くはないけどそこまで馴染まない感じ。わざわざ高級チョコの味を崩さなくても・・・ってところでしょうか。
つまり、そのまま食べたほうが美味しいってコト(笑)
生八ツ橋の皮×チョコミントのアレンジ
ややチョコミン党でもある私。SNSを通じていろんなチョコミント菓子を教えていただき、あるとき同時に5つほど集まりました。
眺めていたら、やっぱり生八ツ橋と合わせてみたくなったんですよね~。
ニッキ味の生八ツ橋の皮に、まずはそれぞれのチョコをそのまま乗せて食べてみることにしました。
軽くつまんでみたり、折りたたんだりしてみたりしただけ。
この色合いが美味しかったショコラ味を想像させてくれてワクワクします!
市販のチョコミント八ツ橋もありますが、自作チョコミント八ツ橋のお味はどうだったのか、それぞれ細かくレポしますね。
小枝 チョコミント
チョコミント小枝をそのまま生八ツ橋にはさんだものは、そのまま部門では第1位です。歯ごたえもチョコミント感もあっていい!小枝は多めの方が美味しい♪
が、ショコラ味に近づけるには、もっと生チョコ感が欲しいということで、レンチンして溶かしてみることにしました。
100円ショップで売っているレンジに使えるカップに、小枝を4本入れて600Wで30秒+30秒+20秒の計80秒の加熱。
トロトロの手前くらいまで溶けてくれました。電子レンジによってクセがあるので、こまめに刻んでの加熱がミソです。
これを生八ツ橋の皮に乗せます。
ナッツの食感がアクセントになるものの、ナッツが多すぎる部分はその食感がジャマしてややザラつきが気になりました。
チョコミント感もやや薄くなった気がしますが、市販のチョコミント八ツ橋やショコラよりも自作チョコミント小枝八ツ橋の方が好きです♪
ダース チョコミント
チョコミント味のダースそのまま生八ツ橋は、案外悪くない味でした。が、チョコと生八ツ橋を食べているという感触そのまんま。両方とも主張しててうまくコラボしてくれないんですよね。
ということで、こちらも100均の耐熱カップに入れて2個を加熱してみます。
600W30秒+30秒+30秒の計90秒、チョコ表面のDARSという文字が消えるくらいまで溶かしてみました。
柔らかさがとってもいい感じ!
これを包んだ生八ツ橋は、まさに求めていた生チョコ感ありありの状態。
めっちゃウマい!(≧∇≦)
マイルドでちょうどいい甘さのチョコと爽やかなチョコミントともっちり生八ツ橋がバッチリ合う!これ最高!
市販のチョコミント&ショコラ八ツ橋を超えましたっ!
チョコミント生八ツ橋のナンバーワン誕生!
生チョコ感もチョコミント味もバッチリ!
コレはクセになりそう~(๑´ڡ`๑)
ブラックサンダー チョコミント
実は100円ショップで購入したチョコミント味のブラックサンダー。
小袋なので1回分のおやつにするのにちょうどよいサイズなんだけど、その後はめっきり見かけません。もしかして期間限定だったのかな?
ご存知ザクザクのチョコなので、レンチンしてもムリだろうとそのまま食べました。
うん。想像通り。
しっくりきません(^▽^;)
小枝とダースの間くらい?馴染んでる部分とそうじゃない部分が混ざってるのと、生八ツ橋の柔らかさとチョコの固さがケンカしちゃいました。
どちらもそのまま食べるのがヨシ…
チョコミントプレッツェル
カルディ(KALDI)で購入できるチョコミント味のプレッツェル。美味しいとの評判を目にしなければ、絶対に手に取らない一品です。
このプレッツェルもチョコが表面を薄く覆っている商品なので、溶かすのは無謀だろうとそのまま包んでみることに。
お、意外!(・∀・)
案外、悪くありません。
最初のひと口はガリッと固いものの、その後は生地がサクサクとほどけていくため、だんだん生八ツ橋と馴染んできます。
食べ進めるにつれて良くなるものの、チョコミント八ツ橋かというと・・・
違いますね(^▽^;)
ぶっちゃけ、プレッツェル単体、八ツ橋単体で食べたほうが美味しいですw
MINTチョコ
こちらもカルディで購入したミントチョコボール。この和と洋の組み合わせも、やや結果は見えている気がしますが・・・
生八ツ橋の上に乗せると、とてもお菓子とは思えないし美味しそうにも見えず、バツが悪そうな佇まいですよね(笑)
( ゚∀゚)アハハ八八
チョコが固い!これまたうまく馴染まない。固めチョコはちょっと溶かしたほうがいいのかも。やっぱりこれも別々のほうがいいと思います!
1枚のペランとした皮だけ生八ツ橋は、何かを乗せて巻くのにピッタリ!
ぜひぜひ身近な食材と合わせて楽しみましょう。
まとめ:生八ツ橋の皮の食べ方とアレンジは楽しい♪
生八ツ橋の皮はメーカーによるものの、開封後は2~3日で食べてください、との表記がされています。
大勢ならともかく、一人だとそのまま一気に食べるには少量パックでもつらいものがありますので、どうしても2~3日に分けて毎日食べることに。
いろんなアレンジの食べ方を知っていれば、イマイチだった生八ツ橋の皮も美味しく楽しくいただけることでしょう。
これからもどんどん追求していこうと思います♪