あまりメジャーではないけど、いい感じにお手頃価格で京都っぽいお土産をいくつか販売しているのが山科区にある青木光悦堂さんです。
四条にあるSUINA室町店のモリタ屋さんで見つけたのが始まり。見た目も可愛くてお値段もプチプラ、食べてみると美味しい!ということで、ハマっちゃいました。
バラまき土産としても、自分用のお土産としても、ちょっとしたプレゼントにも最適な青木光悦堂のカワイイ京菓子をご紹介します。
お安めであまり人とはカブらない京都のお土産を探しているなら、ピッタリだと思いますよ。
青木光悦堂のつくね【ええもんまぜまぜ】
私が青木光悦堂さんを知ったのは、「ええもんまぜまぜ つくね」という商品。友人知人へちょっとしたプレゼントとして渡すと、みんな喜んでくれます(〃▽〃)
よくよく調べてみると、このええもんまぜまぜシリーズは6種類。
- つくね
- せんべい
- かりんとう
- あられ
- お豆さん
- クッキー
どれも税込み378円!
自分用の普段遣いのおやつとしてはやや高めかもしれませんが、プレゼントにはいい感じのお値段ですよね。
パッケージに描かれた舞妓さん、五重塔、大文字、鳥居などのイラストを見るだけで京都っぽさは満点です。控えめに「京都」と小さく書かれているのもポイント。
小窓から見える、いろんな種類のお菓子がワサワサ~と入ってる感じもたまりません!女子は絶対に好きだと思いますよ~
「つくね」と「せんべい」です。
理由は中身が京都っぽいから!
それではひとつずつ見ていきましょう。
ええもんまぜまぜ つくね
コレコレ!カワイイでしょう?(≧∇≦)
5種類のつくね+ボンボンという砂糖菓子+てまり飴が少しずつ入っています。お茶請けにももちろん、お酒のお供にもバッチリ合います。
醤油味のおかきや唐辛子のピリッとしたおかき、抹茶のおこしなどバリエーション豊かで飽きません。特に女性の「ちょっとずつたくさん」を叶えてくれるお菓子なのです。
もしビールのアテにする場合、飴ちゃんはちょっとのけておきましょう(笑)さすがに飴は、シラフのときに食べたほうがいいと思いますので~。
つくねとは?
「つくね」と聞くと、焼き鳥屋さんで出てくる鶏肉ミンチを丸めたもの、ってイメージじゃないでしょうか。つくねって何?と思った人は私だけじゃないはず。
青木光悦堂さんでは、千鳥おかきとピーナツを飴でひとつに絡め、熱いうちに手でこねて丸めています。(なんとひとつひとつ手作業なんだとか!)
こうして材料を飴や蜜などでまとめることを「つくねる」といい、そこから「つくね」と呼ぶようになったようですよ。
品名 | ええもんまぜまぜ つくね |
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名称 | 米菓 |
原材料名 | もち米(国産)、砂糖、水飴、米粉(国産)、うるち米(国産)、ういろう豆、醤油、アーモンド、もち麦、植物油、柚子、たまり醤油、青大豆、抹茶粉、海苔、酵母エキス、椎茸エキス、唐辛子、粉糖、ゼラチン、昆布エキス、鰹節エキス、酸味料、乳化剤、香料、着色料(カラメル色素、青1、黄4、黄5、赤3、赤106)、調味料(アミノ酸) ※原材料の一部に大豆、小麦、胡麻を含む |
内容量 | 72g |
価格 | 378円 |
日持ちの目安 | 約66日 |
袋のサイズ | 約14×18×3センチ |
ええもんまぜまぜ せんべい
奉天、ふきよせと共に入っているのが、2種類の固い八ツ橋(ノーマル、砂糖がけ)とそばぼうろ。これも京都らしいお菓子が入っていて、手土産にバッチリです。
ほろほろ食感のそばぼうろも、ふんわりニッキ味の八ツ橋もいいお味。専門店と比べても遜色ないと思いますよ~。幸せなおやつタイムが過ごせます♪
品名 | ええもんまぜまぜ せんべい |
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名称 | 菓子 |
原材料名 | 砂糖、小麦粉、米粉、きな粉(国産)、鶏卵、水飴、植物油脂、上新粉、桂皮末、ぶどう糖、そば粉、脱脂粉乳、コーンスターチ、イースト、生姜、紫蘇、シナモン、抹茶、胡麻、食塩、クロレラ、膨張剤、着色料(カラメル、紅麹) |
内容量 | 60g |
価格 | 378円 |
日持ちの目安 | 約29日 |
袋のサイズ | 約14×18×3センチ |
ええもんまぜまぜ かりんとう
なんと、たっぷり9種類のかりんとうが詰まっています。大きさや固さも違い、輪切り梅鉢などもあって、食感の違いが楽しい!
かりんとうをあまり購入することがない私でも、たまにはアリだな!と思いましたので、かりんとう好きさんなら喜んでくれそうです。
品名 | ええもんまぜまぜ かりんとう |
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名称 | かりんとう |
原材料名 | 小麦粉、砂糖、植物油、水飴、澱粉、ショートニング、黒胡麻、蜂蜜、あおさ粉、イースト、ゼラチン、食塩、着色料(紅麹、クチナシ、カロテノイド、カカオ)、膨張剤 |
内容量 | 80g |
価格 | 378円 |
日持ちの目安 | 約49日 |
袋のサイズ | 約14×18×3センチ |
ええもんまぜまぜ あられ
乾燥昆布や黒胡椒のそら豆が入ったミックスあられ。これはこれで美味しいんだけど、この手のあられは京都だけじゃなく、全国的に出回ってますよね。
自分用ならともかく、このあられを京都土産にするのはちょっと・・・と感じてしまいます。同じ値段なら、断然「つくね」をおすすめします!
品名 | ええもんまぜまぜ あられ |
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名称 | 米菓 |
原材料名 | もち米(国産)、そら豆、小麦粉、砂糖、寒梅粉ミックス(澱粉、もち米)、植物油、澱粉、水飴、白醤油、昆布、食塩、醤油、えび、あおさ、黒胡椒、いか、のり、米粉、還元澱粉糖化物、蛋白加水分解物、調味料(アミノ酸等)、膨張剤、着色料(カラメル、紅麹)酸化防止剤(V、E、V、C) |
内容量 | 70g |
価格 | 378円 |
日持ちの目安 | 約86日 |
袋のサイズ | 約14×18×3センチ |
ええもんまぜまぜ お豆さん
素焼きアーモンドを含む7種類の豆に、えびせん、あられがアクセント的に加えられています。これ、たとえば帰りの新幹線でビールのおつまみにするのにピッタリ!
とはいえ、残念ながら豆の味やえびせんに京都っぽさがあるわけでもなく、これまたお土産には向かないかもしれません。
品名 | ええもんまぜまぜ お豆さん |
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名称 | 豆菓子 |
原材料名 | 落花生、米(国産、タイ産)、澱粉、小麦粉、アーモンド、砂糖、しょうゆ、寒梅粉(澱粉、もち米(国産、タイ産))、海老、醤油、水飴、食塩、デキストリン、乾海苔、蜂蜜、いか、米粉(タイ産、米国産)、還元澱粉糖化物、蛋白加水分解物、唐辛子、鰹エキス、ガーリックパウダー、オニオンパウダー、鰹パウダー、増粘剤(加工澱粉)、膨張剤、着色料(クチナシ、カラメル、紅麹、カロチノイド、ラック)、調味料(アミノ酸等)、香辛料抽出物、乳化剤、酸化防止剤(V、E、V、C) |
内容量 | 70g |
価格 | 378円 |
日持ちの目安 | 約123日 |
袋のサイズ | 約14×18×3センチ |
ええもんまぜまぜ クッキー
クッキーといっても、動物ヨーチ、エイセイボーロといった昔懐かしい焼菓子が入っているようです。
これだけ手にしてないので、詳細はわかりません>< 直営店でもネットでも長い間品切れ状態のため、いまのところは入手をあきらめています。。。
販売が再開されたら、追加します!
青木光悦堂の金平糖
小瓶に入った色とりどりの金平糖が、青木光悦堂ではいちばん人気みたいですね。
比べると、青木光悦堂さんの金平糖が京都っぽいものかどうかというと、うーんという感じかなぁ。
とはいえ、公式のショップを見てみると、累計販売個数が2016年時点で5万個を超えています。(3年前のデータだから新しくすればいいのに~)
メインの金平糖は8種類あります。
- さくら草:ストロベリー・ピーチ・マスカット・グレープフルーツ味
- 菜の花:パイン・バナナ・レモン・マスカット・グレープフルーツ味
- すずらん:マスカット・メロン味(ミンツ入り)
- ふじ:グレープ・ピーチ・グレープフルーツ味
- もみじ:チェリー・オレンジ・マスカット・パイン・グレープ・グレープフルーツ味
- 忘れな草:サイダー・グレープ・マスカット・メロン・グレープフルーツ味
- 天然:赤ダイコン・クチナシ・紅花で色づけした天然素材の金平糖
- 酒粕:酒かすとグラニュー糖のみ
京都らしいお菓子を探してる私は、ふたつの金平糖をチョイスしました。
酒粕こんぺいとう
甘くて食べやすい酒粕味の金平糖は、上品な甘さで大人の味といった感じ。これは酒粕好きならぜひ食べてみて欲しい!とおすすめできる金平糖です。
瓶にも特徴があって、ちゃんと中ブタがついています。
開封後はお早めに、と書いてあるものの、湿気を止めてくれる嬉しい気配りではないでしょうか。
品名 | 金平糖 酒粕入 |
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名称 | 飴菓子 |
原材料名 | グラニュー糖、酒粕 |
内容量 | 46g |
価格 | 432円 |
日持ちの目安 | 約285日 |
瓶のサイズ | 約4.8×6.5×4.8センチ |
生姜こんぺいとう
トゲトゲが小さくて可愛く、生姜の風味がとってもよい金平糖です。
酒粕と生姜を比べると、これくらい大きさが違います。
高知県産の生姜だけあって、ピリリとした生姜を感じられることと、中に小さなあられが仕込んであって、食感がとてもおもしろい! そして美味!!
大さじ1~2杯を紅茶に入れたり、お湯にそのまま入れて生姜湯にしたりと、単なるお菓子としてだけじゃなく、用途が広いのもポイントが高いところ。
袋入りなので、量が多目で価格が抑えられているのも嬉しいですね。私は緑寿庵清水で購入した金平糖ケースに入れて持ち歩いています。
また、この生姜の金平糖は、ネットショップと工場直営店のみの販売です。残念ながら京都駅などのお土産物屋さんでは買えないのですが、美味しいのでご紹介しました。
気になったらショップをチェックしてみてください。熱烈なファンの方のレビューがすごくわかりやすいのです。
品名 | 生姜こんぺいとう |
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名称 | 菓子 |
原材料名 | 砂糖、あられ(国産餅米)、生姜(高知県産) |
内容量 | 80g |
価格 | 424円 |
日持ちの目安 | 約296日 |
袋のサイズ | 約9.5×15×4.5センチ |
青木光悦堂のラムネ
パステルカラーで見た目がキュートなラムネ。予約が数年待ちという奈良のレインボーラムネとそっくり(笑)
本家も食べたことがありますが、同時に食べ比べてみたわけじゃないので違いはわかりません。どちらも素朴で優しいお味です。
ホワイト、イエロー、ブルー、ピンクの4色が入っていますが、味はどれも同じスタンダードなラムネです。
なお、ビンではなくプラスチック容器が使われています。とても軽いので、たくさん購入しても重さ的には助かりますね。
けど、可愛いしネタにもなるから、これはこれでアリだと思うよ!
品名 | 鈴らむね |
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名称 | 干菓子 |
原材料名 | 砂糖、コンスターチ、酸味料、重曹、香料 |
内容量 | 75g |
価格 | 540円 |
日持ちの目安 | 約148日 |
袋のサイズ | 約9.5×15×4.5センチ |
青木光悦堂のコバコ
京都らしいパッケージに惹かれてお土産を選ぶ人も多いと思います。コバコ(COVACO)は季節やイベントによって外箱のデザインが変わるので、パケ買いにオススメ!
50種類以上もあるコバコは全体的に和風柄が多く、京都っぽいデザインとしては次のようなものがあります。
- 舞妓さん
- 芸姑さん
- 祇園祭
- 京都タワー
- 金閣寺
- 五山の送り火
- 嵐山の桜
- 嵐山の紅葉
和紙で作られた味のある正方形の小箱に、可愛らしい飴ちゃんなどがセットされています。
私が選んだコバコは「おいらん」が描かれたデザインの箱。
コバコは、ひとつひとつ職人さんが手刷りした和紙で作っているしっかりした箱です。飾ったりちょっとしたものの小物入れにしたり、捨てずに活用しましょう。
中には「お花畑」という飴ちゃんが入っていました。
小さくていろんな絵柄の金太郎飴というか、駄菓子を手にしたときのようなワクワク感!これは京菓子っぽくていい感じです。
なお、店舗で購入する場合は、あらかじめ何かしらの飴がセットされている状態ですが、ネット通販だと小箱と中身の飴ちゃんが選べます。
アメは10種類もあるので、目移りしてしまいそう(☆∀☆)
品名 | 小箱 おいらん(お花畑) |
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名称 | 飴菓子 |
原材料名 | グラニュー糖、水飴、酸味料、香料、着色料(赤3、赤106、黄4、黄5、青1、青2) |
内容量 | 35g |
価格 | 648円(8/1~ 756円) |
日持ちの目安 | 約326日 |
箱のサイズ | 約7×7×4.3センチ |
賞味期限は、私が実際に購入した日から賞味期限までの日数を記入したものです。購入タイミングによっては多少前後することがあると思いますので、店頭で確認してくださいませ。
青木光悦堂の商品が京都駅で買える店舗はココ!
京都駅のお土産物屋さんで、青木光悦堂さんの「ええもんまぜまぜ」「コバコ」「金平糖」「ラムネ」などが買える店舗をピックアップしました。(2019年7月現在)
時間があれば、ぜひチェックしてみてください(*^^*)
ギフトキヨスク京都店
置いてある商品 | コバコ、金平糖、ラムネ |
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場所 | 新幹線八条口改札前 |
TEL | 075-662-3071 |
営業時間 | 6:30~21:30 |
おみやげ街道JR京都駅西口店
置いてある商品 | ええもんまぜまぜ(一部)、コバコ、金平糖、ラムネ |
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場所 | JR京都駅西口前 |
TEL | 075-341-7551 |
営業時間 | 7:30~22:00 |
セブンイレブンハートインJR京都駅中央改札口
中央改札口を出て右手にある京都劇場へ向かう途中にあります。
置いてある商品 | ええもんまぜまぜ(一部) |
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場所 | JR京都駅中央改札口前 |
TEL | 075-371-7027 |
営業時間 | 6:30~24:00 |
ハーベス京銘館
マールブランシュ八条口店のお隣に位置します。
置いてある商品 | コバコ、金平糖、ラムネ |
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場所 | 近鉄名店街みやこみち内 |
TEL | 075-681-0486 |
営業時間 | 9:00~21:00 |
青木光悦堂の直営店舗 幸悦庵へ行ってみた
青木光悦堂さんの直営店舗は、山科区にある工場併設の1店舗のみ。
最寄り駅からはやや距離があり、車じゃないと行きづらいところにあります。週一回だけの営業ということもあって、地元の方向けのショップという位置づけなのかもしれませんね。
工場併設の大きな建物と赤いラインは、遠くからでも目立ちます。大きな道沿いにあるため、迷うことはないでしょう。
ホームページには、営業時間が 9時30分~17時、定休日が土日祝、という記載となっていますが、実際に行ってみると毎週木曜日の10~15時のみと変更されていました。
時間外に行ってしまったのですが、工場併設ということもあって、対応はしてもらうことができましたが・・・
直営店なら大丈夫だろうと思っていた「ええもんまぜまぜ」が、まさかの品切れ!
営業時間外だったからかもしれませんが、「確実に購入したいならネット通販を使ってね」とのことでした。
けど、通販だと送料無料にしたくて、ついつい買い過ぎちゃうんですよね~。京都駅でちまちま購入するのがいいかな、と思いました(笑)
店名 | 幸悦庵 |
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住所 | 京都府京都市山科区大宅御所田町30-3 |
TEL | 075-592-8773 |
営業時間 | 木曜日 10:00~15:00のみ |
専用駐車場 | 約8台 |
※繁忙期・年末年始は変更あり
まとめ
知る人ぞ知る京都土産のおすすめとして、青木光悦堂さんの京菓子「ええもんまぜまぜ」「コバコ」や「金平糖」「ラムネ」をピックアップしてまとめました。
実は創業約100年近い青木光悦堂さん。老舗のお菓子屋さんといってもいいでしょう。
公式サイトを見てみると、可愛らしいこんぺいとうやボンボンなどのお菓子が、ウエディングの引き菓子として使われているようです。
が、京都土産としては、やはりプチプラな「ええもんまぜまぜ」と後々まで使える「コバコ」をオススメしたいところ!
お手頃価格で京都っぽいお土産ないかな~?と迷ったら、ぜひぜひチェックしてみてくださいね(*^^*)