広~い比叡山延暦寺を探検の巻

京都の世界遺産 比叡山延暦寺を散策する葵とマッチャ

葵とマッチャは、比叡山延暦寺に出かけることにしました。

というのも、たまたま葵がテレビで最澄について扱った番組を見て

そういえば、延暦寺って行ったことないんだよね・・・

とつぶやいたのを聞いたマッチャが葵を誘ったからです。

比叡山延暦寺って山の上にあるお寺でしょ?
行くの大変そう・・・
マッチャ
行くのは確かにちょっと大変だけど、比叡山延暦寺はものすごく敷地が広いから、見て回る方が大変かもね
えーっ!じゃあ動きやすい服装で行かなきゃ!
マッチャ
うん、山の中だし、運動靴で行った方が良いよ

マッチャのアドバイスを受けて、葵はスニーカーにパンツスタイルで出かけました。

ここが延暦寺・・・
京都の世界遺産 比叡山延暦寺の根本中堂

比叡山延暦寺の根本中堂

マッチャ
最も有名な見どころは、根本中堂(こんぽんちゅうどう)だね。国宝に指定されていて、中には「不滅の法灯(ほうとう)」と呼ばれる火が灯っているんだよ。

この「不滅の法灯」は、最澄が天台宗を開いた時から、もう1200年も灯り続けているんだ。この灯を絶やさないために、僧侶たちがなたね油を継ぎ足しているんだよね。

そりゃあ大変な作業だわ。。。
マッチャ
灯を保つために油を絶やさないことを指して『油断大敵』という言葉が生まれたんだって
へ~!そんなところから!?
平和と祈りの灯ってかんじだね
マッチャ
うん、まさに葵ちゃんが言う通りで、この「不滅の法灯」も実は何度か途絶えてしまった時があったんだって。

それが戦の時なんだよね。戦のゴタゴタに巻き込まれて灯が消えてしまい、また平和が戻った時に再度灯が灯されたんだ。

だから、この灯は平和の象徴でもあり、平和への願いや祈りでもあるんだ

そう言われると、私たち人間にとって、特別な灯に見えてくるね
京都の世界遺産 比叡山延暦寺の四季講堂(元三大師堂)

比叡山延暦寺の四季講堂(元三大師堂)

根本中堂を後にしたふたりは、四季講堂というところへやってきました。

延暦寺は東塔エリア、西塔エリア、それから横川(よかわ)エリアの3つのエリアに分かれるのですが、四季講堂は横川エリアにあります。

マッチャ
ここは、葵ちゃんの大好きなあるものの発祥の地なんだ。何だか分かる?
ここに連れてきて、目の前にして、それで答えろと・・・?
っていうか、そこに書いてあるし・・・。
おみくじの発祥の地、でしょ?
マッチャ
あ、ほんとだ。書いてある~。
そうなんだ。ここはおみくじの発祥の地なんだ。

でね、ここのおみくじはちょっと変わっていて、僧侶の方に自分の悩みとかを相談して、僧侶の方がおみくじを引いて、色々と人生の指針を教えてくれるシステムなんだよ。

かなり丁寧に教えてくれるらしいから時間がかかるんだって。

そうなんだ。なんだか占いみたいだね。あ、おみくじも占いみたいなもんか。

でも、直接人生の指針を教えてもらえるっていうのは良いかも~

葵はそう言って、さっそくおみくじを引いてもらいに駆けていきました。

あわせて読みたい
比叡山延暦寺の見どころと歴史についての簡単まとめ 延暦寺は、京都市と滋賀県大津市にまたがる比叡山に所在する天台宗の寺院です。 比叡山全域が境内であり、東塔(とうどう)・西塔(さいとう)・横川(よかわ)の3つの...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次