京都の南禅寺参道にある料理旅館 菊水では、すばらしいロケーションの中で優雅なアフタヌーンティーをいただくことができます。もちろん宿泊者以外もOKです。
2019年9月からは秋限定バージョンになって登場!12月上旬までこのコースを楽しむことができます。
軽めだけどやや高級なランチとして菊水のアフタヌーンティーをいただいてきましたので、風景や内容を写真付きで詳しくレポします(*^^*)
南禅寺菊水のアフタヌーンティー
GARDENアフタヌーンティー MOMIJI という名前がつけられているとおり、秋の味覚を織り込んだメニューです。
また、南禅寺界隈ということで、もちろん景色にも期待!
緑の風景
参道から50メートルほど奥まった場所にレストランがあります。
暖簾をくぐると、隠れ家のようなひっそりとした空間が。
奥に奥に歩いていくと、格子戸の入り口が見えてきます。
ガラガラと開いた先の入り口は、まるで旅館のような佇まい。靴を脱いで上がるのかな、と思いきや、土足のままで大丈夫ですよ、ということで奥に通されました。
どこかアンティークな雰囲気がただよう客席。
落ち着いてお食事がいただけそうで、ホッとする空間です。
そして通されたのは、中庭が見渡せる窓際の席。天気が良かったので最高のシチュエーションです。
もう、この景色を眺めているだけで満足度アップ!
シャンパン付きのコースにしたので、モエ・シャンドン インペリアルで乾杯です。
うぅ~美味しい~(≧∇≦)
軽食とスイーツ
シャンパンをいただきながらおしゃべりしていると、運ばれてきたのがこちらのセット。
ちなみに、ネットで発表されていたメニューがこちら。
- 田島牛ミニハンバーガー
- クロワッサンサンド
- キノコのキッシュ
- ほうじ茶クリームとプチシュー
- イチジクのショートケーキ
- ミニ最中
- モンブランタルト
- 抹茶のムース
- ブドウのミニパフェ
- カヌレ
- マカロン
- フィナンシェ
少し内容が変わっている部分もありました。
ひとつずつご紹介します。
ちょっと遅めのランチとしていただいたので、まずは軽食系から手を伸ばしました。
但馬牛ミニハンバーガーとハムのミニクロワッサンサンド。
小さくて可愛いけど味はしっかり本格派。いいお肉を使っているのがわかります!
クロワッサンはサクサク。生地が薄くてあっさり食べやすく、単体で食べても美味しいパンです。
ちょっと物足りないな、という量がこの場合は正解なのでしょうね。
キノコのキッシュ。
口の中でほろほろと溶けていくような柔らかさ。きのこの風味が秋だな~と感じさせてくれる一品です。
そしてさっそくスイーツへ!
イチジクのショートケーキ。
薄~いスポンジ生地にイチジクが乗っかったシンプルなケーキ。実はイチジクが苦手なのですが、生クリームでごまかして食べられました(笑)
イチジクはあまり味がしないので、たくさん食べる中では主張しなくていい感じだとパートナーも言っておりました。
右から時計回りに、モンブランタルト、さつまいものタルト、ほうじ茶クリームとプチシュー。
「季節・仕入れ状況によって料理内容・構成が変わります」との注意書きがありましたが、ネットのメニューに載っていたもののうち、「ミニ最中」が「さつまいものタルト」に変更されていました。ラッキー♪
モンブランタルトの土台が硬すぎてナイフで切れない・・・ので、手で持ってパクっとふた口で食べました(一口ではムリ) ザクザクで好きな食感♪
味はシューなのですが、スコーンを食べている錯覚になるくらいプチシューの皮も固め。ほうじ茶クリームはやや薄味でシューが少し厚いので、逆の方がよかったかも。
さつまいもタルトはそれほどさつまいも感はなくあっさり味。丁寧に重ねられた姿が美しいけど、これもタルト生地が固いのでナイフで切るのはちょっと難しかったです。
竹炭と抹茶のマカロン。
一口サイズでとにかく見た目が可愛いマカロン。甘すぎず、思いのほかふんわりとした食感でした。
右から時計回りに、テリーヌ・ド・ショコラ、ヘーゼルナッツのフィナンシェ、プティカヌレ。
テリーヌ・ド・ショコラは、まんま生チョコであとを引く美味しさ。最後までとっておいてしまった!と思いました。これはシャンパンと共にいただきたかったですね。
フィナンシェの厚みはしっかりとボリュームがあり、しっとりとして食べごたえがあります。ナッツ好きな私にうれしいヘーゼルナッツ味というのもポイント高!
プティカヌレはザックリ&しっとり&サクサクで楽しい食感。紅茶に合う幸せな甘いおやつだな~としみじみ思いました。
ブドウのミニパフェ、抹茶のムース。
ぶどうソースのムースで、割とあっさりしたお味。ミニパフェではなかったのかも?
抹茶のムースは抹茶が濃くて、小豆かと思いきやコーヒー豆が乗っかっててビックリ!案外しっくりくる組み合わせに感心してしまいました。
ドリンク
紅茶を飲む習慣はあまりなく、せいぜいタピオカミルクティーとかよくあるハーブティーくらいしか口にしないため、ロンネフェルト?という状態でお店を訪れました。
ちなみに、ロンネフェルトとはドイツの高級紅茶ブランドなんだそうですね。
そんな高級紅茶が6種類を含む10種類のドリンクが飲み放題とのこと。
- ダージリンサマーゴールド
- イングリッシュブレックファースト
- アールグレイ
- ストロベリーフィールズ
- バイタルグレープフルーツ
- チルアウトウィズハーブズ
- 和紅茶 つきのかほり
- 月ヶ瀬 かぶせ煎茶「気宇」
- ブラジル ショコラ
- エチオピアナチュラル
最初に選んだのは、ストロベリーフィールズ(左)とバイタルグレープフルーツ(右)。
どちらも人工的な感じがまったくしないナチュラルな味とフルーティーな香りで、とても飲みやすくいただけました。
2杯目はコーヒーにしようかと思っていたのですが、最初の一杯ですっかり紅茶気分になった私は和紅茶を選んでみました。パートナーはなぜか煎茶を。
なんとなく、としか言えないのですが、アフタヌーンティーにはやっぱり紅茶が合う気がします。
ホントは全種類を飲んでみたかったけど、シャンパンも飲んだしお店にいられたのが80分ほどだったので、二杯で満足してしまいました。
最大でいられる150分をフルに満喫できたら、全種類可能かもしれませんね。
南禅寺菊水のお得な予約方法
完全予約制なので、前日の18時までに予約申込をする必要があります。
南禅寺という場所柄、紅葉の時期はかなり混み合うと思いますので、早めに予約しておいたほうがいいでしょう。
スタート時間は14:30~、15:00~、15:30~の3通りで、17:00まで楽しめます。最大で2時間半ものんびりできますよ。
電話でも予約はできますが、ネットから申し込むと時間ごとの空き情報がわかって便利です。さらにネット割引もありますので、できればネット予約を使いましょう。
「【乾杯シャンパン付きアフタヌーンティ】ロンネフェルトの紅茶など最大2.5時間飲み放題×自家製スイーツ」6,480円のコースが、ネット予約で5,940円になりました♪
シャンパンなしのコースは4,536円です。
南禅寺菊水へのアクセス
地下鉄の駅から5分と書かれていますが、体感的には7分くらい。途中にあるインクラインやねじりまんぽなどといった名所や、周りの景色に目を奪われるともっとかかります。
菊水の看板が見えてから、さらに50メートルほど奥へ進んでいく必要があります。
住所 | 京都市左京区南禅寺福地町31 |
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電話番号 | 075-771-4101 |
アクセス | 地下鉄東西線 蹴上より徒歩約5分 |
営業時間 | ランチ 11:30~14:00 カフェ 14:30~17:00(完全予約制) ディナー 17:30~22:00 |
定休日 | なし |
まとめ
京都の南禅寺参道 菊水のアフタヌーンティーについてまとめました。
2018年6月にリニューアルオープンした菊水では、とても京都っぽい風情のある雰囲気の中でお料理がいただけます。
他府県から遊びに来た人にも京都らしい場所として喜んでもらえることでしょう。
ここなら、ちょっと贅沢気分を味わいたいときや、両親や年配の方との会食にもピッタリ! 紅葉の季節にはさらなる絶景を楽しむことができそうですよ。
とっておきの場所としてインプットしておきましょう!