天龍寺の紅葉のピークは?見どころと秋の特別公開は混雑を避けて!

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天龍寺の紅葉のピークはいつ?見どころは?

混雑が予想される秋の嵐山。中でも天龍寺は、世界遺産でもあることや壮大な庭園風景が楽しめるとあって、いちばんの紅葉人気スポットとも言えるかも。

そんな天龍寺へ行くなら、紅葉のピークがいつ頃なのか、雲龍図の秋の特別公開の日程などもチェックしておきたいところですよね。

それらとあわせ、見どころなどもカンタンにまとめました。できれば混雑を避けて、ゆったりとした紅葉狩りを楽しみましょう!

目次

天龍寺の紅葉のピークはいつ?

天龍寺の紅葉の季節の見どころ 曹源池庭園

天龍寺の紅葉は、11月22~25日頃がピークを迎えると予想されています。紅葉シーズンを挙げるなら、11月中旬~12月上旬まで、約300本の紅葉を楽しめるでしょう。

最新の紅葉の色づき具合を確認するには、京都のオフィシャルサイト京都観光Navi 紅葉だよりをチェックしてみてくださいね。

マッチャ
この時期の嵐山はとっても寒いから、防寒対策はしっかりして行かないとね。
はーい! 寒いから紅葉がキレイってのもあるんだよね。

天龍寺の秋の特別公開について

法堂の天井には、日本画家の加山又造氏が描いた八方睨みの『雲龍図』があり、特別公開時にのみ参拝することができます。

今にも舞い降りてきそうな大迫力に、きっと圧倒されることでしょう!

雲龍図 秋の特別参拝

公開日 2018年9月1日(土)~12月2日(日)
12月8日(土)~17日(月)
公開時間 9:00~16:00
参拝料 500円
マッチャ
どこからでも睨まれているように見える八方睨みの龍は、平成9年(1997年)に描かれたものなんだよ。
あら、意外! もっと昔々に描かれてものかと思ってたな~

天龍寺の紅葉の季節の見どころは?

桜、青葉、紅葉、雪と、四季によってさまざまな表情を見せてくれる嵐山。もちろん、天龍寺も季節ごとの絶景が楽しめます。

曹源池庭園

天龍寺の紅葉の季節の見どころ 曹源池庭園

両側に塔頭のある参道を歩いていくと、法堂と大方丈があります。この裏側に、作庭家としても名を馳せた夢窓疎石(むそうそせき)が手がけた池泉回遊式庭園・曹源池庭園が広がります。

この曹源池庭園は、国の史跡・特別名勝第一号に指定された名庭中の名庭です。

池には龍門の滝や三尊石などを配し、嵐山と亀山などの自然をうまく取り入れて、禅の世界を表現したんだとか。

亀山や嵐山を借景し、大自然との一体感が感じられるのが特徴で、秋は池に映る真っ赤な紅葉がとても美しいので必見です。

大方丈からは滝石組や石橋が正面に見えて、まるで一枚の絵画をみているような額縁庭園としても楽しめます。いや、奥行きをしっかり感じるので、3Dな絵画かも!?

池を中心に散策できる回遊式庭園であり、座敷からの景色も計算された書院式庭園でもあります。時間が許すなら、座敷に座ってゆったりと鑑賞したいものです。

美術品

天龍寺の見どころ 達磨大師

法堂の天井に描かれた迫力ある「雲龍図」。前述の特別公開時に天龍寺へ初めて行くなら、やっぱり雲龍図を一度は見ておきたいところです。

大方丈にある龍の襖絵や達磨大師の掛け軸なども大迫力です。しっかりとチェックしておきましょう。

天龍寺塔頭の宝厳院

紅葉スポットとしておすすめなのが、天龍寺塔頭の宝厳院です。天龍寺からほど近い宝厳院は、春と秋の年に2回だけ一般公開されています。

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秋には回遊式山水庭園「獅子吼の庭」に植えられた、300本を超える紅葉や楓が一斉に色付き、まさに圧巻の絶景です。苔庭に落ちる真っ赤な紅葉など、風情たっぷりな景観を楽しめます。

また山門から出口までの参道は紅葉のトンネルになっていて、頭上を紅葉が彩るさまはこれもまた見事です。

夜にはライトアップが実施されているので、昼とは一味違った幻想的な紅葉を見られて、こちらもかなりオススメなのです。

マッチャ
秋の曹源池庭園は、ずっと見ていても飽きないほどホレボレする景色なんだよ!
うふふ。むしろ山の中に仲間がいそうだけどね~
マッチャ
・・・・・

天龍寺の紅葉で混雑を避けるには?

嵐山駅前のにぎわいとは打って変わって、静けさを楽しみたい寺社参拝。秋の嵐山は観光客も多いのですが、お土産物屋さんが立ち並ぶ通りや竹林以外は、静寂なところも多いものです。土日はけっこうな人出となりますが、平日ならそれほどでもありません。

ただし、天龍寺への訪問のピークは、ちょうど11月の3連休(勤労感謝の日)と重なるため、それなりの混雑が予想されます。

観光バスなどがやってくる昼間の混雑する時間を避けて、開門すぐの8時半に訪れると、静かな風景を堪能することができますよ。

ただし、嵐山のお店の開店時間はやや遅めなので、お目当てのショップがあるなら、事前に営業時間を確認しておき、天龍寺からうまく行けるように予定をセッティングしておくといいですね。

マッチャ
京都の作家・柏井壽さんも、著書で「夜間ライトアップしない名所を朝一番に訪れるのがベスト」って書いてるよ。
なるほど、やっぱり神社仏閣は朝一番に行くのが気持ちも清々しくていいもんね!

天龍寺の基本情報

天龍寺の紅葉の季節の見どころ 額縁庭園

天龍寺は、1339年足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うために建立したお寺です。臨済宗天龍寺派の大本山で、京都五山第一位の格式。1994年には世界遺産にも登録されています。

「天龍」は、尊氏の弟の直義が見た金龍の夢に由来すると言われています。

住所 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
電話番号 075-881-1235
アクセス 京福電鉄嵐山線 嵐山駅下車すぐ
JR嵯峨野線 嵯峨嵐山駅下車より徒歩約13分
阪急 嵐山駅下車より徒歩約15分
市バス 嵐山天龍寺前下車すぐ
京都バス 京福嵐山駅前下車すぐ
参拝時間 3月21日~10月20日 8:30~17:30(北門は9:00~17:00)
10月21日~3月20日 8:30~17:00(北門は9:00~16:30)
参拝料 庭園(曹源池・百花苑) 500円
諸堂(大方丈・書院・多宝殿)庭園参拝料 500円+300円
法堂「雲龍図」特別公開 500円
所要時間の目安 40~80分
公式サイト http://www.tenryuji.com/

まとめ

天龍寺の紅葉のピーク、秋の特別公開、秋の見どころ、混雑を避ける時間などについてまとめました。

秋の嵐山へ出かけ、渡月橋から山を眺めてスケールの大きな紅葉を楽しみ、竹林を歩いて野宮神社へお参りに行き、美味しいものを食べてお土産を買って帰る、だけじゃもったいない!

天龍寺の法堂で雲龍図を見て、大方丈では襖絵と庭園をながめ、望京の丘から京都市内を望み、北門から抜ければ、竹林の道に出て野宮神社へ回ることができます。

また、紅葉を楽しむなら一見の価値がある宝厳院。もし夕方に天龍寺に行くのなら、ぜひ足を伸ばしてくださいね。

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