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真如堂の紅葉の見頃時期はいつ?現在の状況やアクセスなどの情報まとめ

京都 真如堂の紅葉の見頃時期はいつ?

広い境内を色とりどりのモミジ、楓、銀杏に覆われる秋の真如堂(しんにょどう)。紅葉の季節になると、他の京都の名所同様に観光客で賑わうことで知られています。

そんな真如堂の紅葉の見頃時期はいつなのか、現在の色づき状況を確認するにはどうしたらいいのかなどについて事前に知っておきましょう。さらに、真如堂へのアクセスなどの基本情報もまとめました。

秋ならではの交通事情もありますので、あらかじめ目的を決めて、負担のない楽しい紅葉狩りを楽しんでくださいね。

真如堂の紅葉の見頃時期はいつ?

京都 真如堂の紅葉

2017年の真如堂の紅葉の見頃は、11月17日~11月28日頃でした。2018年も同じような日程の見頃になるのでは?と予想されています。

紅葉のピークは、11月23~25日の連休と重なりそうですので、多くの人で賑わうことでしょう。

また、真如堂は散り紅葉も美しくて見応えがありますので、11月末から12月上旬にかけて出かけてみるのもいいかも。この時期になると参拝客はグンと減るので、ゆっくり散策できますよ。

マッチャ
マッチャ
入口ともいえる総門の赤と紅葉の赤の共演のお出迎えは、参拝前からテンションが上がると思うよ。
葵
やっぱり情熱の赤!だね♪

真如堂の紅葉の現在状況を確認するには?

京都府内の最新の紅葉の色づき具合を確認するには、地域ごと施設ごとに見頃を示してくれる京都のオフィシャルサイトを活用するのが便利です。

また、真如堂は京都の名だたる紅葉の名所ということもあり、たくさんの方がTwitterに「いま真如堂にいます!」と投稿してくださっています。

そちらをチェックすると、運が良ければリアルタイムの投稿と出合えます。

マッチャ
マッチャ
参道を挟んだ向かい側にはお茶処もあり、お茶を飲みながら三重塔と紅葉の風景を眺めてみるというのも風情があっていいかもね。
葵
赤、黄色、オレンジのコントラストから見上げる三重塔は、荘厳な雰囲気でしばらく見とれてしまうわ♪
マッチャ
マッチャ
三重塔の近くには、殺生石の伝説で有名な鎌倉地蔵尊があるので、立ち寄ってみるといいよ。

真如堂の紅葉狩りに最適なアクセス方法は?

京都 真如堂の紅葉

真如堂の最寄り駅は、電車ではなくバスで、下車する停留所は「錦林車庫前」または「真如堂前」となります。基本的な所要時間や料金を表にまとめました。

その他、地下鉄やタクシーを利用する場合も列記しておきます。

出発地乗り物所要時間徒歩料金
京都駅京都市バス(5,17,100)約40分約8分230円
四条河原町京都市バス(5,17)約20分約8分230円
三条京阪京都市バス(5)約15分約8分230円
出町柳京都市バス(17,102,203)約10分約8分230円
丸太町京都市バス(93,204)約10分約8分230円
京都駅地下鉄烏丸線 ⇒ 東西線約13分約23分260円
京都駅タクシー約20分すぐ約1,500円

バス停は「錦林車庫前」または「真如堂前」で、どちらからでも真如堂までは徒歩約8分ほどですが、個人的には真如堂前で降りたほうがスムーズに行けると思います。

また、蹴上駅からでも歩こうと思えば歩けます。ただし、約1.7kmの道のりで所要時間は約23分ほどかかります。なお、表で地下鉄の所要時間約13分というのは乗車時間の合計です。乗り換え時間は含みません。

秋の混雑時に考えたいアクセス方法

とにかく、秋の紅葉シーズンの京都市内の主要道路はかなり混みます。通常、タクシーで10分で行けるところ、渋滞にハマって30分かかるなんてザラです。

そのため、なにを優先して移動するかによって、バス、地下鉄、タクシーなど、いろいろある選択肢の中から選べばいいと思います。

たとえば、京都駅から真如堂へ向かう場合はこんな感じです。

  • 時間を優先 ⇒ 地下鉄で蹴上まで行き、そこからタクシー
  • 料金を優先 ⇒ 京都駅からバス
  • 楽さを優先 ⇒ 京都駅からタクシー

真如堂近くの紅葉の名所を一緒に回る

真如堂だけでなく、近隣寺社の紅葉も一緒に見て回りたい、というのなら、迷わず地下鉄で蹴上駅へ向かうことをオススメします。ここからの徒歩圏内には、数々の紅葉名所が点在していますよ。

  • 南禅寺(南禅院、天授庵)
  • 永観堂(禅林寺)
  • 金戒光明寺
  • 安楽寺
  • 哲学の道
  • 法然院
  • 銀閣寺

マッチャ
マッチャ
参道を進んでいくと本堂に着くんだけど、紅葉の間からのぞく本堂は、趣が深くて、どの角度から眺めても風情があるんだ。
葵
うんうん、せっかくだからいろんな角度で見てみようっと♪
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真如堂の基本情報

新緑の京都 真如堂

真如堂は平安時代に創建された天台宗の古刹です。閑静な場所に佇む寺院で、正式名称は真正極楽寺(しんしょうごくらくじ)といいます。

重要文化財である本堂は、京都市内の天台宗本堂としては最大規模。本尊は女性守護のご利益としても知られる重要文化財の阿弥陀如来立像で、洛陽六阿弥陀めぐりのひとつでもあります。

境内は無料で散策できます。本堂と涅槃の庭や随縁の庭のある書院を見るには拝観料が必要となりますが、一見の価値ありです。

住所京都市左京区浄土寺真如町82
電話番号075-771-0915
アクセス京都市バス 錦林車庫前または真如堂前下車より徒歩約8分
拝観時間9:00~16:00(受付は15:45まで)
拝観料金1,000円(境内無料)
所要時間の目安約40分
公式サイトhttp://shin-nyo-do.jp/

まとめ

真如堂の紅葉の見頃時期について、現在の状況のチェック先、秋ならではのアクセス方法などの情報についてまとめました。

本堂から渡り廊を通って書院へ進んでいくと、涅槃の庭に着きます。ここにはお釈迦様が臨終した大涅槃図があり、それを具現化した枯山水が涅槃の庭です。

庭から眺める紅葉のその向こうには、大文字の送り火で知られる大文字山を望むことができます。

書院の庭と紅葉の静かな趣を堪能したら、本堂の裏側にある紅葉の風景もぜひ見てください。散る前も散り紅葉も、どちらも素晴らしいので本堂裏の散策もオススメですよ。