毎年多くの受験生が合格祈願に訪れる京都の北野天満宮ですが、道真公ゆかりの梅だけではなく紅葉の美しさ、特にライトアップの風景でも有名です。
そんな北野天満宮の紅葉を見に行く前、今日現在の色づきはどうなってるのか気になるところ。手早く確実に確認しておきましょう。
また、秋の特別公開に関する情報や、紅葉の見どころについてもお伝えします。
北野天満宮の紅葉 今日現在の色づき状況はどう?
2017年は11月17日~12月5日頃に見頃を迎えた北野天満宮の紅葉ですが、2018年は11月21日で色づき五分だそうです。やや遅めにピークを迎えそうですね。
北野天満宮さんは、公式のホームページ、Facebook、インスタグラム、Twitterのアカウントを持っており、情報がとても充実しています。
そのため、今日現在の色づきを調べたいなら、公式のTwitterが確実です。
北野天満宮もみじ苑公開、12月9日(日)まで延長決定!
ライトアップも、各日20時まで実施致します。秋の夜長をお楽しみください🍁#京都 #北野天満宮 #もみじ苑 #公開延長 pic.twitter.com/QVVCxLEJuE— 北野天満宮 北野文化研究所 (@kitano_bunka) 2018年11月26日
また、北野天満宮の近隣で紅葉の名所(等持院、龍安寺、金閣寺など)を一緒に巡ろうと思っているなら、まとめて色づき具合をチェックできる京都市のオフィシャルサイトが便利です。
北野天満宮「秋の特別公開」
10月下旬から12月上旬には、境内の西側にある史跡御土居の「もみじ苑」が紅葉の見ごろを迎え、期間限定で特別公開されます。
もみじ苑の公開中は夜間のライトアップもあり、茶席や舞妓さんの奉納舞などのイベントを楽しむことも可能です。
昼と夜では期間が異なるため、注意してくださいね。
もみじ苑 秋の特別公開
開苑期間 | 2018年10月25日(木)~12月9日(日) |
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開苑時間 | 9:00~16:00 |
入苑拝観料 | 800円(お茶菓子付き) |
もみじ苑 秋の特別公開 夜間ライトアップ
開苑期間 | 2018年11月10日(土)~12月9日(日) |
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開苑時間 | 日没~20:00 |
入苑拝観料 | 800円(お茶菓子付き) |
北野天満宮もみじ苑の入場券は茶菓子付きです?老松さんが北野天満宮もみじ苑限定で作ってくださった北野大茶湯をもれなくお召し上がりいただけます。うまく割れませんでしたが…モチモチでとっても美味でございます…!
ぜひお越しくださいませ??#京都 #北野天満宮 #もみじ苑 #茶菓子 #老松 #KNF pic.twitter.com/wbYxO9qTm6— 北野天満宮 北野文化研究所 (@kitano_bunka) 2018年11月2日
宝物殿 秋の特別公開
菅原道真の生涯と天神信仰が生まれるまでの様子が描かれた国宝の「北野天神縁起絵巻 承久本」、重要文化財の「昌俊弁慶相騎図絵馬」をはじめ、多くの神宝類が収蔵された宝物殿。
2018年の秋は、「宝刀展ⅩⅢ」が開催されています。紅葉とあわせて鑑賞してみてはいかがでしょう。
#KNF
宝物殿では宝刀 鬼切丸(髭切)が
展示されてます!
入り口に飾られている髭切を
モチーフにした生け花は池坊により
制作!
写真で見るのと実際に見るのとでは
迫力が段違いです!期間中に是非!#刀剣乱舞 #とうらぶ #髭切 #池坊#北野天満宮 #宝物殿 #宝刀展 #生け花#写真 pic.twitter.com/vjhHLlDzCp— KYOTONIPPONFESTIVAL (@knf55482265) 2018年11月18日
名称 | 宝刀展ⅩⅢ |
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開館日 | 2018年10月6日(土)~12月2日(日) |
開館時間 | 9:00~17:00 |
料金 | 500円 |
北野天満宮の紅葉の見どころは?
北野天満宮は梅の名所としてのほうが有名ですが、秋の紅葉も見事で、特に史跡御土居のもみじ苑が絶景!
天正19年(1591年)に豊臣秀吉が築いた軍事・防災用の土塁が、境内の西側に一部残っています。ここは御土居の紅葉として知られており、赤と黄色のグラデーションがとてもキレイ!
脇を流れる紙屋川の水面に落ちたモミジと、川沿いの紅葉が川に映る様子が相まって、紅に染まる風景が楽しめます。
上を見ると両岸から重なるように紅葉のトンネルができ、あたり一面に赤、オレンジ、黄色と色彩豊かな空間が広がります。特に鶯橋あたりが見どころです。
夜は約350本ものもみじがライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。
さらに、本殿は御土居を背にして見下ろす形となり、周りの美しい紅葉の中でライトアップされて浮かび上がる姿が神秘的です。
昼夜入替制ではないので、日没前に入り、ライトアップ前後を比べてみるのも楽しいと思います。
境内には撫で牛と呼ばれる牛の像がいくつかあって、自分の身体の悪い部分と牛の像の同じ場所を交互に撫でると回復するという言い伝えがあるんだよ。
北野天満宮の基本情報
北野天満宮は京都市上京区馬喰町にあり、全国各地に約1万2千社ある「天神さん」こと天満宮の総本社として、学問の神様である菅原道真公をまつる神社です。
そのため、学業成就や合格祈願で参拝する学生さんが絶えず訪れています。
約50種類の梅が1,500本もあるなど、全国屈指の梅の名所として知られています。また、撫で牛と呼ばれる像も有名です。
さらに、国宝の本殿、石の間、拝殿、楽の間、重要文化財の中門(三光門)など、見どころは満載。
天正15年(1587年)に豊臣秀吉によって催された北野大茶湯(きたのおおちゃのゆ)、慶長8年(1603年)に出雲の阿国による歌舞伎が行われて歌舞伎発祥の地となったことなど、北野天満宮には数多くの特徴があります。
住所 | 京都市上京区馬喰町 |
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電話番号 | 075-461-0005 |
アクセス | 京都市バス 北野天満宮前下車よりすぐ |
拝観時間 | 4~9月 5:00~18:00 10~3月 5:30~17:30 |
拝観料金 | 宝物殿 500円(境内無料) |
所要時間の目安 | 30~50分 |
公式サイト | http://www.kitanotenmangu.or.jp/ |
まとめ
北野天満宮の紅葉について、今日現在の色づき状況の確認ができるところ、秋の特別公開や夜間ライトアップの詳細、ここだけは見ておきたいという紅葉の見どころについてまとめました。
北野天満宮は、積極的にイベントを行っているため、紅葉シーズンとそれらの催しが重なる場合はやや混雑が予想されます。
たとえば、毎月25日に行われている縁日ですが、特に11月25日は日曜日なので、相当の人出になるでしょう。
また、12月2日(日)まで開催されている「KYOTO NIPPON FESTIVAL」、宝物殿の「宝刀展ⅩⅢ」などもありますので、むしろあわせて楽しむのもいいかも!