宝厳院の紅葉は大混雑!特にライトアップはチケットの事前入手を!

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宝厳院の紅葉の混雑を避けるには?

室町時代に細川頼之が創建した寺院で、京都の嵐山にある天龍寺の塔頭「大亀山宝厳院(だいきざん ほうごんいん)」は、春の新緑の青もみじや秋の紅葉の名所としてよく知られています。

宝厳院の見どころは、名庭「獅子吼の庭(ししくのにわ)」。室町時代の禅僧、策彦周良により作られた、嵐山の景観を取り入れた借景回遊式庭園です。

宝厳院で獅子吼の庭の紅葉が見たいけど、混雑はどれほどのもの?と気になっている方へ、その状況を昼と夜でお伝えします。

特にライトアップされる夜間は大混雑しますので、少しでも避けるために事前に拝観チケットを入手しておきましょう。

ライトアップ期間や時間、拝観料やアクセスなどについてもまとめましたので参考にしてくださいね。

目次

宝厳院の紅葉は混雑する?避ける方法はある?

毎年、春と秋だけに庭園が公開され、この時期しか見られないこともあり、たくさんの観光客が訪れます。

昼間の宝厳院

宝厳院の獅子吼の庭 秋の紅葉 昼間の場合

昼の宝厳院は、獅子吼の庭の約300本の紅葉と苔のコントラストがとても見事!

たとえば、お獅子の顔に似ていることから「獅子岩」と名付けられた巨大な岩も、青々とした苔がとても美しく、苔の上には鮮やかな散り紅葉が乗っていて、緑と赤の対比に心を奪われます。

お昼間のこの絶景は、天龍寺や夜のライトアップと比べると、そこまで混雑する感じではありません。広さの割に参拝料が高い、夜のライトアップに見ごたえを感じる人が多い、といったところが理由でしょうか。

とはいえ、土日祝日や紅葉のピーク時の11月末~12月上旬などは、それなりに混雑するのは避けられず、待ち時間が発生することもあります。

ですので、ピークを外した平日や早朝に訪れるなどすれば、割と優雅に紅葉を楽しむことができる傾向にあります。可能なら調整してみましょう。

最新の紅葉の色づき具合を確認するには、京都のオフィシャルサイト京都観光Navi 紅葉だよりをチェックしてみてくださいね。

夜間ライトアップ時の宝厳院

宝厳院の獅子吼の庭 秋の紅葉 ライトアップされた夜間の場合

開門直後のまだ空が完全に暗くなる前に行くと、かなりインスタ映えする写真が取れると話題にもなったため、開門前から並びを覚悟して臨まねばなりません。

もちろん、真っ暗になってからの幻想的な空間もステキ!デートにもぴったりと、大勢のカップルが足を運んでいます。

そういったことから、平日、休日に関係なく、宝厳院のライトアップはかなり混み合います。

少しでも混雑を避けたいのなら、まだ紅葉が真っ赤になりきる前の11月中旬までに行く、もしくは受付終了間際の20時過ぎに入る、といった工夫をしたいところ。

といっても、人が多すぎて風情がない、という感想にならないところも、宝厳院のライトアップの魅力と言えるかもしれません♪

マッチャ
朝イチで宝厳院へ行ってから嵐山や嵯峨野を散策、最後に宝厳院のライトアップで締める、なんてのも面白いと思うよ。
嵐山は案外広いし、行きたいお店や食べたいものもいっぱいあるから、そんな計画もいいかも♪

宝厳院のライトアップはチケットの事前入手がカギ!

拝観入場券のチケットを、あらかじめ入手しておくことで、拝観券を買う列には並ばなくて済むという利点がありますし、全体的にちょっぴりお得になります。

嵐電を利用するなら、「宝厳院のライトアップ拝観入場券+嵐山駅での足湯+嵐電の片道乗車券」がセットになったチケットがお得です。

また、「癒しの嵐電1日フリーきっぷ」は、昼間の宝厳院の庭園拝観券と本堂参拝券+嵐電1日フリーきっぷがお得なセットになっています。

嵐電(京福電鉄)の四条大宮、帷子ノ辻、嵐山、北野白梅町の4駅で発売されます。

宝厳院の紅葉ライトアップ時間・期間・拝観料について

紅葉シーズンの特別拝観時期には、夜間のライトアップが行われていて、昼とはまた違った幻想的な雰囲気で静寂の美しさがある夜の紅葉を見ることができます。

約700基ものライトで照らし出される宝厳院の夜間拝観は、昼間とは打って変わった別世界!そのため、昼も夜も見て違いを目の当たりにするという楽しみ方もあるのです。

秋の夜間特別拝観

公開日 2018年11月9日(金)~12月2日(日)
※ 11月1日~15日は本堂襖絵「風河燦燦三三自在」の拝観不可
公開時間 17:30~20:30
(受付終了は本堂が20時、庭園が20時15分)
参拝料 拝観志納料(庭園) 600円
※ 宝厳院本堂 特別公開時の別途志納料 500円

宝厳院へのアクセスを含む基本情報

秋 紅葉の宝厳院

宝厳院の最寄り駅は、嵐電の嵐山駅。徒歩3分と近いのがありがたいですね。さらに、JR嵯峨嵐山駅や阪急の嵐山駅からも徒歩10分で行けるアクセスの良さも特徴です。

宝厳院の近くの街道には、多数の土産屋さんや飲食店が立ち並び、ウインドウショッピングしながら散策するだけでも楽しく過ごせますよ。

また、近くを流れる小さな川の紅葉も見もの。快晴の日はもちろん、雨の日も曇り空に紅葉が映えてかなりよい雰囲気です。

住所 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町36
電話番号 075-861-0091
アクセス 京福電鉄嵐山線 嵐山駅下車より徒歩約3分
JR嵯峨野線 嵯峨嵐山駅下車より徒歩約10分
阪急 嵐山駅下車より徒歩約10分
市バス 嵐山天龍寺前下車より徒歩約5分
京都バス 京福嵐山駅前下車より徒歩約5分
2018年秋の参拝可能日 2018年10月6日(土)~12月9日(日)
※ 11月1日~15日は本堂襖絵「風河燦燦三三自在」の拝観不可
参拝時間 8:30~17:30
参拝料 拝観志納料(庭園) 500円
宝厳院・弘源寺割引共通券 900円
※ 宝厳院本堂 特別公開時の別途志納料 500円
所要時間の目安 20~40分
公式サイト http://www.hogonin.jp/

まとめ

秋の宝厳院の紅葉狩りについて、お得な拝観チケット、混雑状況やライトアップ期間、時間、拝観料、アクセスなどについてまとめました。

本堂には、西国三十三ヶ所巡りに等しい功徳があるという十一面観音菩薩、三十三体の観音菩薩、地蔵菩薩像が祀られており、田村能里子画伯による襖絵「風河燦燦三三自在」があります。

宝厳院は春と秋にしか一般公開されないため、どこかのタイミングで一度見ておくといいのではないでしょうか。

既に見てるよ、という場合のメインはやはり庭園の散策! 色鮮やかな紅葉の景色をゆっくりと歩きながらしっかりと堪能してくださいね。

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