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京都の年中行事

京都の行事 6月のカレンダー【今日の京都のイベントやお祭りは?】

京都の行事 6月のカレンダー

「今日の京都はなにかイベントやお祭りないかな?」

時間が空いたりして、ふとそう思うことがありませんか?
なので、主な行事・イベント・お祭りなどをまとめました。

京都らしい行事が見てみたい!なら、ぜひぜひチェックしてみてください。

拝観休止日などは追加・変更される場合があります。実際に公式サイトでしっかり確認してくださいませ)

京都の行事 6月のカレンダー

6月の京都でいちばんに浮かぶのは、「夏越の祓(なごしのはらえ)」です。この日には、暑気を払うとして「水無月」という京菓子をいただきます。

時期になると、さまざまな和菓子さんに水無月が並びますので、「あー、もう6月なんだ!」と気づかせてくれるというワケ。

茅の輪くぐりも有名で、くぐると無病息災・悪厄退散になるといわれています。2019年の前半がイマイチだったなら、ここで運気を変えてみるのもいいかも!

日程 イベント名 場所 料金
5/29(水)
~7/7(日)
半夏生の庭園 特別公開 両足院 600円
6/1(土) 雷除大祭 北野天満宮 無料
6/1(土) 貴船祭 貴船神社 無料
6/1(土)
2(日)
京都吉田山大茶会 吉田神社 無料
6/1(土)
2(日)
京都薪能 平安神宮 4,000円~
6/1(土)
~9(日)
華しょうぶの会 しょうざんリゾート京都 6,480円~
6/1(土)
~約1ヶ月
紫陽花苑公開 藤森神社 300円
6/2(日) 信長忌 阿弥陀寺 1,000円
6/4(火) 歯供養 ぬりこべ地蔵 無料
6/5(水)
~6(木)
あがた祭 県神社 無料
6/7(金) 神苑の無料公開 平安神宮 無料
6/8(土) 大幣神事 県神社 無料
6/8(土) 蛍火の茶会 下鴨神社 無料
6/10(日) 御田植祭 上賀茂神社 無料
6/10(月) 田植祭 伏見稲荷大社 無料
6/13(木) 嵐山若鮎祭 中ノ島公園 無料*
6/15(土) 青葉まつり 智積院 無料
6/15(土) 弘法大師降誕会 東寺 無料
6/15(土) 例祭 八坂神社 無料
6/15(土) 和泉式部忌法要 誓願寺 無料
6/15(土)
~30(日)
沙羅の花を愛でる会 東林院 1,600円~
6/15(土)
~7/13(土)
あじさい祭り 三千院 700円
6/16(日) 声明と三弦を聞く会 十輪寺 1,000円
6/18(火) 山門懺法 妙心寺 300円
6/20(木) 竹伐り会式 鞍馬寺 300円
6/20(木) 鎮護八幡神火祭 石清水八幡宮 無料
6/23(日) あじさいまつり 柳谷観音楊谷寺 300円
6/29(土)
~30(日)
京都五花街合同公演「都の賑い」 南座 6,000円~
6/30(日) 夏越の祓 上賀茂神社ほか 無料

京都の6月は、真夏日も多いです。
真夏の服装に、羽織ものを1枚持参しておくくらいでOKかと。

また、寺社には冷房などなく、とにかく暑い!
ミニ扇風機があると、快適に散策できますよ。

安くて卓上置きもできてバッテリーの持ちもよいのがコレ!


5~9月まで、かなりの活躍っぷり!
私は家の中用と外出用と、ふたつ持ってます♪

京都の行事 6月のおすすめイベントやお祭り

上記のカレンダーに挙げた行事について、どんなイベントやお祭りなのか、内容をカンタンにまとめました。

1日だけのお祭りもあれば、1ヶ月以上続くイベントもあります。6月にしか体験できない京都の行事をしっかり堪能してくださいね。

半夏生の庭園 特別公開

通常非公開の庭園が、初夏と冬の時期だけ特別公開されます。臨池亭での呈茶と水月亭の見学に加え、初夏には庭園の回遊ができるというもの。

白砂と苔と青松がきれいな唐門前庭、枯山水の庭で有名な方丈前庭、定名勝庭園の池泉廻遊式庭園などが見られますよ。

これらの庭園の見どころは、特に初夏の時期に池辺を彩る満開の半夏生です。半夏生の庭園の特別公開時には、池辺一帯を半夏生の白い花が埋め尽くして見事なのです。

日程 5月29日(水)~7月7日(日)
時間 10:00~16:00
拝観志納料 600円
場所 両足院
アクセス 市バス 東山安井より徒歩約3分
市バス 四条京阪より徒歩約5分
京阪 祇園四条より徒歩約7分
阪急 河原町より徒歩約10分
公式サイト https://ryosokuin.com/

雷除大祭

雷電や火難及び五穀豊穣の守護神として「火雷神」を祀る摂社「火之御子社」の例祭。古式にのっとって火鑚式できり出された浄火で、1年の五穀豊穣と落雷除けを祈願する神事です。

神事は、一般の参拝者には秘匿とされていることから公開されていませんが、神事終了後から雷除けのお札やお守りなどの授与が行われます。

また、絵馬所では午前10時~午後3時頃まで、落語や漫才などのイベントが催されています。

日程 6月1日(土)
時間 5:00~19:00
料金 無料
場所 北野天満宮
アクセス 市バス 北野天満宮前下車すぐ
京福電車 白梅町より徒歩約5分
公式サイト http://www.kitanotenmangu.or.jp/

貴船祭

初夏に開催され、貴船神社の最大の祭典でもある貴船祭は、貴船大神の御分霊を奉納し道中の安全祈願を行うという極めて大切な行事です。

見どころとなるのは楽人たちの古式ゆかしい舞楽の奉納や、きらびやかに飾り付けられたお神輿の巡航。

京都の町の中にとても威勢のよいお囃子と掛け声が響き渡る、賑やかで見ごたえのある行事です。

数十人にものぼるお神輿の担ぎ手が勢いよく参道を駆け下りる場面は、とても迫力がありますよ。

日程 6月1日(土)
時間 11:00~16:00頃
料金 無料
場所 貴船神社
アクセス 京都バス 貴船より徒歩約5分
叡山電車 貴船口より徒歩約30分
公式サイト http://kifunejinja.jp/

京都吉田山大茶会

京都吉田山大茶会は、京都大学がある京都吉田神社で行われる茶会です。茶会と言ってもお抹茶をたてることには限りません。国内だけでなく世界中からお茶を展示するという趣旨で行われます。

歴史的には豊臣秀吉が京都で行った大茶会が起源と言われます。会場の吉田神社には40とも50とも言われる数のブースが集まり、日本各地のお茶、さらにはインド、中国、アフリカ、韓国と言った世界各地のお茶も楽しめます。

名茶だけでなく珍しい珍しいお茶とそれをたてる人とコミュニケーションをとることをコンセプトにしていると言います。世界中のお茶が吉田山に集まるがキャッチフレーズです。

日程 6月1日(土)・2日(日)
時間 10:00~17:00
料金 無料(お茶席は有料)
場所 吉田神社
アクセス 市バス 京大正門前より徒歩約5分
京阪電車 出町柳駅より徒歩約20分
公式サイト http://www.yoshidajinja.com/

京都薪能

京都薪能(きょうとたきぎのう)の見どころは、観世流や金剛流、大蔵流の能や狂言です。大極殿を背景に行われ、篝火(かがりび)の焚かれる中で楽しむことができます。

能楽を理解するため、平成28年度から出演者による公開レクチャーも行われました。京都薪能は大極殿を背景に行われますが、大極殿も観光見学ポイントとなりますよ。

都が東京へ移った際、活気を取り戻すために、明治28年に平安遷都1100年を記念し創建された平安神宮。ここでの能や狂言は、他にないシチュエーションといえます。

日程 6月1日(土)・2日(日)
時間 18:00~20:30
料金 前売 4,000円、当日 5,000円
場所 平安神宮
アクセス 市バス・洛バス 岡崎公園 美術館・平安神宮前、岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前、東山二条・岡崎公園口より徒歩約5分
地下鉄東西線 東山より徒歩約10分
京阪 三条駅・神宮丸太町駅より徒歩約15分
公式サイト http://www.heianjingu.or.jp/

華しょうぶの会

結婚式場や料亭・日本庭園などがある施設のしょうざんリゾート京都では、毎年初夏のイベントとして、華しょうぶの会が開催されます。

手入れのゆきとどいた美しく広大な日本庭園には、約3000本の華しょうぶが咲き乱れ、紫・白・桃色などの色彩も豊かで、花好きな方の散策にピッタリの風景です。

京料理などの食事付きで、通常は非公開となっている迎賓館・峰玉亭でお茶席も設けられます。

日程 6月1日(土)~9日(日)
時間 10:30~
料金 6,480円~
場所 しょうざんリゾート京都
アクセス 市バス 北木ノ畑町より徒歩約3分
※京都駅からシャトルバスあり
公式サイト http://www.shozan.co.jp/

藤森神社 紫陽花苑公開

馬と勝負事の神社としても知られる藤森神社。境内に2箇所の紫陽花苑が存在することが特徴です。

延べ1,500坪の苑内に、アナベルや柏葉紫陽花など、およそ40品種で約3500株にもおよぶアジサイを楽しむことができます。

6月の終わりともなると紫陽花は満開になり、大勢の方でにぎわいます。

日程 6月1日(土)~約1ヶ月(開花状況による)
時間 9:00~17:00
料金 300円(第一・第二紫陽花苑共通券)
場所 藤森神社
アクセス 市バス 藤森神社前よりすぐ
JR藤森駅より徒歩約5分
京阪 墨染より徒歩約7分
公式サイト http://www.fujinomorijinjya.or.jp/

信長忌

戦国時代の覇者である織田信長公と言えば、家臣・明智光秀の謀反によって本能寺の変で討たれてしまった事件はあまりにも有名です。

通説では信長は、光秀に自分の首を獲られることを嫌がり自害し、そのまま本能寺と共に遺体も焼失されたとされています。

しかし諸説あるうちの1つに、当時の阿弥陀寺住職がいち早く駆けつけ、その場で火葬した上で遺骨を持ち帰ったという話があります。

真意のほどは定かではありませんが、全国に存在する信長の墓の中で、唯一遺骨が納められているとされているのが、現在の京都府上京区寺町通にある阿弥陀寺なのです。

そして毎年6月2日(信長の命日)に「信長忌」と呼ばれる催しが開催されています。

日程 6月2日(日)
時間 9:00~16:00
堂内拝観料 1,000円
場所 阿弥陀寺(寺町)
アクセス 市バス 河原町今出川より徒歩約8分
京阪 出町柳より徒歩約10分
地下鉄 今出川より徒歩約10分

歯供養

京都の伏見稲荷大社の近くに安置されており、歯の痛みを封じ込めることができるお地蔵様として有名なぬりこべ地蔵。

毎年6月の歯の衛生週間に合わせて、深草稲荷保勝会による歯供養が行われます。

この歯供養とは、身代わりの石を撫でながら歯に関する悩みや願いを心を込めて祈願する法要です。法要のあとには歯ブラシが配られ、毎年多くの参拝者が訪れています。

土を塗り込めた壁のお堂に安置されていることから「塗り込める」あるいは「病気を封じ込める」という意味が転じてぬりこべ地蔵と呼ばれるようになったんだとか。

日程 6月4日(火)
時間 参拝自由
(歯ブラシがいただける法要は10:30頃)
料金 無料
場所 ぬりこべ地蔵
アクセス JR奈良線 稲荷より徒歩約5分
京阪 伏見稲荷より徒歩約5分

縣まつり(あがた祭)

京都府宇治市にある県神社の祭礼で、「暗闇祭り」「暗夜の奇祭」として多くの人に知られています。

6月5日の深夜に明かりのない暗闇の中で梵天渡御(ぼんてんとぎょ)と呼ばれる儀式があり、町内の男衆が神輿を担ぎ、神輿が通り過ぎる間は通過する家々の明かりを落として進みます。

また6月5日の午後10時頃までは夜店も出るので、多くの人が訪れてお祭りを楽しんでいますよ。

日程 6月5日(水)・6日(木)
時間 10:00~翌1:00すぎ
料金 無料
場所 県神社
アクセス 京阪 宇治より徒歩約8分
JR奈良線 宇治より徒歩約15分
公式サイト http://www.agatajinjya.com

神苑の無料公開

平安神宮では、花菖蒲が見ごろを迎える季節に合わせて神苑が無料公開されます。(通常は600円)

菖蒲が咲き誇る庭園は国の名勝にも指定されており、和の精神を感じられる素晴らしい光景は、まさに圧巻の一言と言えるでしょう。

日本古来の品種が多数栽培されており、およそ2,000株もの花菖蒲をじっくりと堪能することができますよ。

日程 6月7日(金)
時間 8:30~16:30(受付終了)
料金 無料
場所 平安神宮
アクセス 市バス・洛バス 岡崎公園 美術館・平安神宮前、岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前、東山二条・岡崎公園口より徒歩約5分
地下鉄東西線 東山より徒歩約10分
京阪 三条駅・神宮丸太町駅より徒歩約15分
公式サイト http://www.heianjingu.or.jp/

大幣神事

県神社の大幣神事は厄払いの神事。あがた祭とともに、宇治の初夏の風物詩です。

三又状に挿された3本の竹の先端に黄色の傘を付けた全長約6mの大幣(たいへい)に厄を集めるため、宇治橋から一ノ坂まで街角ごとに祓い清めます。

白装束に山鳥の羽を立てた笠をかぶり紙垂を垂らす「ひとつもの」に捕まらないよう、12人の幣差(へいさし)と呼ばれる男性たちが厄の詰まった大幣を宇治川に放り投げるというもの。

この大幣神事は、平安時代に藤原氏が宇治が穏やかに治まることを願って行った道饗祭(みちあえまつり)が起源とされています。

日程 6月8日(土)
時間 10:00~
料金 無料
場所 県神社
アクセス 京阪 宇治より徒歩約8分
JR奈良線 宇治より徒歩約15分
公式サイト http://www.agatajinjya.com/

蛍火の茶会

毎年6月に開催される初夏の行事で、下鴨神社の境内を流れる御手洗川に数百匹の蛍が放たれます。

見どころは蛍の乱舞であり、夜9時まで境内が解放されているため、とても幻想的な蛍の光を眺められますよ。

蛍火の茶会では橋殿・細殿で裏千家によるお茶席も設けられ、十二単の舞や琴の演奏を聴きながらお茶を楽しむことも。

ただし、お茶席は糺の森財団会員のみ参席可能で招待券が必要です。(当日でも空きがあれば会員になることは可能)

糺の森納涼市もあわせて開催され、出町ふたば、加茂みたらし茶屋、下鴨茶寮などおよそ16店舗が出店してにぎわいます。

ちなみに、下鴨神社の蛍火の茶会の歴史は平安時代にまで遡り、紫式部の源氏物語にもその光景が描かれている、由緒ある行事なのです。

日程 6月8日(土)
時間 13:00~21:00
料金 無料
場所 下鴨神社
アクセス 市バス 下鴨神社前または糺ノ森前よりすぐ
京阪電鉄 出町柳駅より徒歩約12分
公式サイト https://www.shimogamo-jinja.or.jp/

御田植祭

上賀茂神社の御田植祭(おたうえまつり)は、毎年6月におこなわれる初夏の風物詩。750年に始まったとされている歴史ある行事で、五穀豊穣を願う神事です。

本殿や稲の神を祀る摂社である山口神社で、祝詞奏上などの神事をおこない、その後クライマックスともいえる、早苗を投げるパフォーマンスがおこなわれます。

ならの小川にかかる神事端に神職5人が一列に並び、本殿から運んできた早苗を後ろ向きに川の中に投げ入れます。見頃の菖蒲が咲き誇っている様子も見逃さないで。

日程 6月10日(日)
時間 10:00~
料金 無料
場所 上賀茂神社
アクセス 京都市バス 上賀茂神社前よりすぐ
京都市バス 御園口町より徒歩約1分
京都市バス 上賀茂御園橋より徒歩約3分
地下鉄烏丸線 北山駅より徒歩約15分
地下鉄烏丸線 北大路駅より徒歩約20分
公式サイト https://www.kamigamojinja.jp/

田植祭

伏見稲荷大社の田植祭は、全国に3万ほどある稲荷神社の総本山である京都の伏見稲荷で毎年6月に行われる五穀豊穣を祈願する神事です。

最初に本殿でのご祈祷から始まり、祈祷で身を清めた神官が平安装束で神田に移動。

田のお祓いの後、田植えは菅笠姿の早乙女の方が、籠の中に収められていた早苗を昔ながらの手法で植えていきます。

ステージでは雅楽器が奏でられ、神楽女による舞も披露される厳かな雰囲気で行われ、毎年多くの方がこの祭りを見るために参拝します。

日程 6月10日(月)
時間 13:00~
料金 無料
場所 伏見稲荷大社
アクセス JR奈良線 稲荷より徒歩すぐ
京阪本線 伏見稲荷駅より徒歩約5分
市バス 稲荷大社前より徒歩約7分
公式サイト http://inari.jp/

嵐山若鮎祭

「嵐山公園の嵐山若鮎祭」とは、京都を代表する河川のひとつである保津川の鮎の解禁に合わせて、毎年6月の第2木曜日に開催されるお祭りです。

嵐山若鮎祭のメインイベントは、若鮎の試食会。試食会では、地元の料理人が若鮎を炭火で焼いて来訪者に振る舞います。

例年1000匹もの鮎が無料で振る舞われるなど、京都・嵐山の初夏の風物詩として盛大に行われるお祭りです。ただし、試食会に参加して若鮎をいただくためには事前申し込みが必要ですよ。

日程 6月13日(木)
時間 10:30~13:00
料金 無料(事前申込が必要)
場所 中ノ島公園
アクセス 嵐電嵐山駅より徒歩約5分
申込方法 往復はがきで下記へ応募(1名1枚)
〒616-8385 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町40 嵐山保勝会
※返信はがきには、自分の住所・氏名を記入すること。
※2019年5月22日(水)必着
※応募多数の場合は抽選

青葉まつり

智積院(ちしゃくいん)は真言宗智山派の総本山。

青葉まつりは真言宗の開祖弘法大師空海と、真言宗の中興の祖とされる興教大師覚鑁の御誕生を祝う行事で、慶祝の法要と、柴燈大護摩供が行われます。

空海は宝亀5年(774)6月15日、興教大師は嘉保2年(1095)6月17日が誕生日で、お二人の誕生日である6月が緑の美しい季節であることから青葉まつりといいます。

柴燈護摩供では炉に入れて御本尊の大日大聖不動明王のお加持をいただく護摩木の受付や、名勝庭園、国宝障壁画等の無料拝観や諸堂巡り、まんだら市と呼ぶフリーマーケットもあります。

また、諸堂巡りで5カ所の御朱印を集めると、身代わりお守りが授けられますのでチャレンジしてみては?

日程 6月15日(土)
時間 9:00~16:00
料金 無料
場所 智積院
アクセス 市バス 東山七条より徒歩約3分
京阪 七条より徒歩約10分
公式サイト http://www.chisan.or.jp/

弘法大師降誕会

真言宗の開祖 空海の稚児像を祀って、近隣の幼稚園児たちが歌を奉納し、甘茶が参拝客に振る舞われます。

見どころは本堂に安置された空海の稚児像。鎌倉時代の仏師・快慶作の木造彫刻で、国の重要文化財にも指定されています。

普段は非公開ですが、この日だけは人々の前に姿をあらわして直接触れることも可能です。

日程 6月15日(土)
時間 10:00~
料金 無料
場所 東寺
アクセス 京都市バス 東寺東門前、東寺南門前、九条大宮、東寺西門前下車より徒歩約1分
近鉄 近鉄東寺駅下車より徒歩約10分
JR京都駅(八条口)下車より徒歩約15分
公式サイト http://toji.or.jp/

八坂神社 例祭

平安時代から宮廷で行われていた優雅な歌舞「東遊(あずまあそび)」の奉納が舞殿で行われます。東遊は、平安時代から宮廷や貴族の間で行われていた神楽舞のひとつです。

八坂神社の祭祀といえば、7月の祇園祭がいちばんに挙げられます。しかし、実は6月の例祭の方が、八坂神社にとっては格上の祭祀なのです。

といっても、一般向けのお祭りというわけでもないので、祇園祭のように屋台が立ち並んだりという賑わいはありませんが、平安時代から長く続く舞が見られる貴重な機会です。

また、午後から本殿では和歌の献詠披講式も行われます。

日程 6月15日(土)
時間 10:00~
料金 無料
場所 八坂神社
アクセス 市バス 祇園よりすぐ
京阪 祇園四条より徒歩約5分
阪急 河原町より徒歩約8分
公式サイト http://www.yasaka-jinja.or.jp/

和泉式部忌法要

平安時代中期に、藤原道長から「浮かれ女」と呼ばれるだけでなく、紫式部から「素行不良」と評された恋愛遍歴の多い歌人の和泉式部を偲ぶ法要。

平安時代中期に生きた和泉式部と、鎌倉時代末期に浄土教の時宗を開いた一遍上人が登場する、世阿弥作の謡曲・誓願寺が奉納されます。

また、誓願寺は平安文学を代表する随筆「枕草子」の作者 清少納言が尼として出家するとともに極楽往生した寺院であり、豊臣秀吉と縁が深い松の丸殿を含め、女人往生の寺院として有名です。

日程 6月15日(土)
時間 13:30~
料金 無料
場所 誓願寺
アクセス 市バス 河原町四条、河原町三条より徒歩約5分
京阪 三条より徒歩約10分
公式サイト http://www.fukakusa.or.jp/

沙羅の花を愛でる会

樹齢300年を越える境内にある沙羅双樹に実った花を、一般にも公開している行事です。

計10本の沙羅双樹に白くて可憐な花が咲き、お抹茶を頂きながらゆっくりと愛でることができます。普段は一般公開がなされていない庭園にも入れるので、貴重な期間といえます。

見どころは、夕方になると庭園一面を真っ白に染め上げるほどの花が落ちる瞬間。この愛でる会が催されている期間中は、夜6時まで拝観できます。

日程 6月15日(土)~30日(日)
時間 9:30~16:00
料金 抹茶付:1,600円
抹茶と精進料理付:5,950円
場所 東林院
アクセス 市バス 妙心寺前より徒歩約6分
JR嵯峨野線 花園より徒歩約8分

あじさい祭り

キレイな青もみじと共に、1000株以上のあじさいの花が楽しめるのが三千院のあじさい祭り。青もみじで森林浴も一緒にでき、ゆったりとした時間を過ごせます。

いろいろな種類の紫陽花があるため、完全に見頃に当たらなくてもある程度の時期さえつかんでいれば楽しめるのが嬉しい点です。

見どころは、星型の珍しい星あじさいや、ハートの形をしたものを見ることができるかもしれないというところ。どこにあるのか探してみるのも楽しいですね。

日程 6月15日(土)~7月13日(土)
時間 8:30~17:00
料金 大人:700円、中高生:400円、小学生:150円
場所 三千院
アクセス 京都バス 大原より徒歩約10分
公式サイト http://www.sanzenin.or.jp/

声明と三弦を聞く会

仏教音楽の調べや声明を聞き、三弦と調和する音色を楽しむことができる初夏の風物詩。

声明は、奈良時代に中国から仏教とともに伝わった仏教の経典などに独特の節をつけた仏教音楽であり、法会儀式などに用いられます。

また三弦は、中国から沖縄に伝わって、三線へと進化。さらに沖縄から日本本土に伝わって、三味線になったと考えられています。

日程 6月16日(日)
時間 13:30~
料金 1,000円(拝観料とテキスト)
場所 十輪寺
アクセス 阪急バス 小塩より徒歩約2分

山門懺法

普段は非公開の妙心寺山門ですが、年に一度だけ一般の人でも志納金を納めて山門に上ることができます。8時半頃から行われますが、一般の人が上がれるのは9時から10時頃まで。

妙心寺の山門懺法は、日頃知らず知らず犯している自らの過ちを懺悔するという仏事。妙心寺山内の全僧侶が出席し、本尊である観世音菩薩や十六羅漢等が祀られている楼上に上って行う法要です。

僧侶の法要のあとは、檀家等による御詠歌も行われます。天井や柱には極彩色の飛天や龍など描かれていて美しいですよ。

日程 6月18日(火)
時間 9:00~10:00
参拝志納金 300円
場所 妙心寺
アクセス 市バス 妙心寺前より徒歩約4分
JR嵯峨野線 花園より徒歩約5分
公式サイト https://www.myoshinji.or.jp/

竹伐り会式

毎年6月20日に行われる鞍馬寺の竹伐り会式は、
平安時代に峯延上人(ぶえんしょうにん)が護摩修行中に現れた大蛇を法力で退治したという故事が由来です。

水への感謝と五穀豊穣を祈願する行事ですが、江戸時代ごろから丹波と近江の両座に分かれて伐る速さを競うことで、豊作や凶作を占うようになりました。

竹伐り会式の勝負伐りで伐られる雄竹は、退治されて切り刻まれて捨てられたとされる大蛇に見立てられています。この雄竹を早く伐って本坊へ駆け込んだ地方が豊作になるとされているのです。

日程 6月20日(木)
時間 14:00~
愛山費 300円
場所 鞍馬寺
アクセス 叡山電鉄鞍馬線 鞍馬より徒歩約3分
(本殿まで徒歩約30分またはケーブルより徒歩約10分)
公式サイト http://www.kuramadera.or.jp/

鎮護八幡神火祭

厄除けを意味する「祈祷木祈願」の後に、ご神札と共にお焚き上げが行われます。

全国八幡連合会で集まった宮司さんたちが、荘厳な雰囲気の中でお焚き上げを見つめるという極めて厳粛な雰囲気のある行事です。

炎の高さはおよそ3メートルにも達し、一気に厄を追い払うことができるものとして、一般の方も多く見学に訪れます。また、厄除けの開運餅も配られます。

日程 6月20日(木)
時間 17:00~
料金 無料
場所 石清水八幡宮
アクセス 男山ケーブル 男山山上より徒歩約5分
公式サイト http://www.iwashimizu.or.jp/

あじさいまつり

柳谷観音の奥ノ院に至る参道に整備され、27種4,500株のあじさいで彩られた「あじさいのみち」が見どころです。あるがままの自然な形で、色とりどりの紫陽花が楽しめます。

柳谷観音は、平安時代から天皇家公家をはじめとする眼病に悩む人々に信仰された、1200年の歴史が息づく祈りと信仰の聖地です。

境内諸堂をめぐることにより、たくさんのご利益をいただくことのできるお寺です。

日程 6月23日(日)
時間 10:00~15:30
料金 300円
上書院特別公開(上書院・寺宝庫拝観セット 800円)
柳谷観音寺宝特別展(上書院・寺宝庫拝観セット 800円)
場所 柳谷観音楊谷寺
アクセス シャトルバスあじさい号の運行あり。
運行時間:9:30~14:30
.
JR長岡京駅 東口ロータリー内
阪急西山天王山前駅 東口ロータリー内
.
片道:大人300円、小人150円
公式サイト https://yanagidani.jp/

京都五花街合同公演「都の賑い」

京都では6月恒例の合同公演。
平安遷都1200年の記念催事として、1994年から開催されています。

祇園甲部・宮川町・先斗町・上七軒・祇園東の京都五花街の芸妓や舞妓が出演する舞踊公演で、各花街ごとの演目と五花街の舞妓の共演による「舞妓の振い」が披露されます。

これまでに、京都芸術劇場「春秋座」、祇園甲部歌舞練場、京都会館(現在のロームシアター京都)、南座で開催されています。”

日程 6月29日(土)・30日(日)
時間 11:00~、14:30~
料金 特別席:13,000円
1等席:12,000円
2等席:6,000円
場所 南座
アクセス 京阪 祇園四条よりすぐ
阪急 河原町より徒歩約3分
公式サイト https://www.ookinizaidan.com/event/

夏越の祓

奈良時代より6月晦日と12月大晦日に行われる大祓い神事。6月は夏越の祓(なごしのはらえ)として、市内の各神社で行われます。

夏越の祓は、心身の罪や穢れを祓い清め、夏の暑さに耐えて疫病や災厄から免れるよう祈願するもの。

拝殿で太鼓を打ち鳴らしながら参列者全員で大祓詞を5回唱和する百度祓と、神職による祓いの神事、大祓式が行われ、参列者は「人形(ひとがた)」に自身の罪や穢れを移して御祓いを受けます。

その後神職を先頭に、参列者全員で境内に設けられた茅の輪をくぐります。多くの神社では、輪の中を、左回り・右回り・左回り・右回り・左回り・右回りと八の字に3回通って穢れを祓います。

この時「水無月の夏越の祓する人は、千歳の命延ぶというなり(みなづきのなごしのはらえするひとは、ちとせのいのちのぶというなり)」と唱和。

誰でも参加することができ、参加者は茅の輪お守りがいただけたりします。

6月30日は、京菓子「水無月」を食べる風習もあります。

日程 6月30日(日)
料金 無料
神社例
  • 上賀茂神社
  • 北野天満宮
  • 護王神社
  • 地主神社
  • 白峯神宮
  • 藤森神社
  • 安井金比羅宮
  • 出雲大神宮
  • 新熊野神社

6月30日以外に夏越の祓を行う神社例
車折神社:6月1日~30日
野宮神社:6月20日~30日
貴船神社:6月25日~30日
城南宮:6月25日~7月7日

まとめ

京都の6月の行事カレンダーをまとめました。今日の京都のイベントやお祭り、特別拝観や特別公開など、大小さまざま含めると、もっとたくさん見つかることでしょう。

東京や大阪なども、毎日どこかで何かしらのイベントはあると思いますが、京都は神社仏閣のイベントが多くあるというところが特徴です。

せっかく京都へ立ち寄るなら、京都っぽい何かしらの行事を目の当たりにできるといいですね~(*^^*)